ジャッジアイズの感想

 
 
※この記事には、物語のネタバレが含まれています。特に〈キャラクター〉の項目では物語の核心を記載しています。ご注意下さい。
 
 

〈はじめに〉

 私がジャッジアイズを知ったのは、Twitter上で「キムタクがビームを撃つ」というツイートをみてからだった。元々、そういうちょっと意味が分からない要素を"面白そう"と感じてしまう性分なので、興味本位でネタバレをしない程度にキムタクがビームを撃つゲームについて調べ始めた。

・タイトルは「JUDGE EYES:死神の遺言」
・主人公は八神隆之(cv.木村拓哉
龍が如くと似た世界観で、登場キャラクターの一部が私たちの生きる現実世界で活躍する俳優をモデルにデザインされている
・キムタクがビームを撃つ
以上がネタバレを踏まないよう慎重になりすぎたが故の事前情報がこれだ。龍が如くについても、バグなのかは不明だが、ヤクザの兄ちゃんが特に何もないのにコンビニを破壊する動画をチラッと観た程度と、少し前の総選挙で真島さんという人が第1位を獲得したくらいの知識しかなかった。
だから、ジャッジアイズも基本的な内容としては、キムタクが町を壊して回り、ビームを撃ち、何かしらの依頼を受けてチンピラを叩きのめすようなゲームだと勘違いをしてしまっていた。(余談だが、私のキムタクはビームを撃てないし、龍が如くも街を破壊するだけのゲームではない)
そして何よりも、私が"面白そう"と感じたのは、上記の通り、【キムタクが町中を破壊し、チンピラ達を殴り倒す】という点だ。
これに関しては、少し誇張しすぎているかもしれないが、楽しみにしていたのは嘘ではない。ただ今回のブログでは、実際にジャッジアイズというゲームをプレイして、"面白かった"ところをいくつか紹介したい。
※がっつりネタバレが含まれるため、未プレイの方やネタバレをしたくない方は読まないでください。
 

〈そもそものあらすじ〉

そういえば、ジャッジアイズのあらすじを説明していなかった。かなり掻い摘んで説明すると、過去に無罪を勝ち取ることが困難とされた案件で無罪を勝ち取った八神(キムタク)だったが、その後、その案件で八神が弁護を担当した青年が、同棲していた恋人を滅多刺しにして住んでいたアパートに放火する事件を起こした。青年を弁護し、青年を無罪にしなければ起こらなかった事件だったこともあり、八神はその事件をキッカケに法廷に立つことをやめ、今回の物語の舞台である神室町で八神探偵事務所を始めた。

探偵と言っても、迷い猫探しや浮気調査だけでなく、借金の取り立てまで、少し非合法なことにも手を出す何でも屋みたいなものをしている。

チュートリアルでも借金の取り立てとして、1人の男を尾行して追いかけてボコボコにしているので、ジャッジアイズは血生臭いHEROを想像してもらえると分かりやすいと思う。(多分)話の流れがHEROっぽいというよりも、キムタク演じる八神の性格がHEROの久利生っぽい。(細かいことまできちんと自分の目で確認したところとか、周りの意見に流されず、自分を貫くところとか)それだけで血生臭いHEROだと思い込んでいる節があるので実際にプレイをして確認してください。

そんなこんなで、かなりハードな感じでジャッジアイズは始まった。正直、町を壊して回るゲームだと思っていたので、あまりのシリアスさにビックリしすぎて「マジで?」となった。それくらいショッキングな映像が流れた。実写に近いクオリティで、ちょっとグロテスクな描写が苦手な人はつらいかなと思うくらいのリアルさ。PS4でプレイしたゲームと言えば、戦国無双8とペルソナ5程度だったので、今までプレイしたゲームが二次元、つまりアニメ寄りだったものが、ジャッジアイズは実写に近く、実写ドラマを観ているような感覚でゲームを楽しめた。これに関しては、実在する芸能人をモデルにキャラクターが作り込まれていることもあり、感覚としては2.5次元に近い。実在する芸能人をモデルにキャラクターが作り込まれ、そのキャラクターの声をモデルとなった芸能人が担当したことで、ゲームの世界観の現実味が増している。特に、源田先生と綾部刑事は役としてハマりすぎである。また、実写に近いことで、よく吹き替えにある棒演技が気になることもなかった。主要キャラの一部は本業が声優ではない人が演じているが、本当に違和感なく楽しめた。その他はほとんどが名前を一度は聞いた、オタクであれば一度は名前を見たことがある声優さんで固められているので、演技の面では全く問題はない。(ただし、八神は本当に木村拓哉節が強い)

 

〈バトル〉

私はもともと、バトル要素のあるゲームがとても苦手だ。ポケモンドラクエのように、あらかじめ行動を決めて順々に行動をとるスタイルならともかく、自らコマンド操作をして行動をさせて戦うスタイルのものが特に苦手だ。スマブラでは毎回いつの間にか負けていて、何故自分が負けたのか理解できないまま負けるタイプだ。ちなみに上述した戦国無双8も苦手だ。
ジャッジアイズでは、他のバトル要素のあるゲームと同様に難易度がいくつかあった。私は迷うことなくEASYを選んだ。NORMALやHARDをやったことがないので、どれくらい簡単なのか伝えることはできないが、多分、敵の攻撃力や体力が低めに設定されていて、道端に置いてある自転車や室内の椅子等を振り回せば勝てるくらいのレベルだった。バトルが簡単にこなせたため、余計なことを考えずストーリーに専念できた。そもそもジャッジアイズの主人公、八神は仮にも元弁護士で一般人なので、銃やドスを持っていたらおかしい。
また、敵や物を殴れば殴るほど貯まる何とかゲージみたいなのがあり、それがある程度溜まった状態でR2ボタンを押すといわゆる無双状態になる。無双状態はその言葉の通り、相手から攻撃を食らっても倒れたり怯んだりしない状態のことである。ただ、無双状態でも攻撃を食らえば体力は減る。余裕ぶっているとマジで死ぬから気を付けた方が良い。あと、R2ボタンはダッシュする際に押すボタンでもある(R2以外に×ボタンでダッシュができる)ので、ダンジョンの中に入り込んで八神がバトルモードのままでいると、間違えて無駄に無双モードになってしまうミスを何度も犯してしまうので、慣れるまで時間がかかってしまった。
他にも、チンピラを倒したり、ストーリーをクリアしていくごとに貰えるSPを必殺技と交換することができる。これについても、最初からたくさん必殺技があると何でさっきこの必殺技を使ったのか意味が分からなくなるので、徐々に必殺技が増えていく楽しさがあった。コレクター気質の人にはいいシステムだと思う。私はビームを撃ちたいのにその必殺技が解放されないのが悔しい。(必殺技以外にも尾行を楽にする技、友人と仲良くなりやすくなる、体力を増やす、攻撃力を上げる等のアビリティもこちらで入手できる)
 

〈破壊活動〉

まず、序章で手土産の限定のどら焼きを買った後、不良に「限定のどら焼きを寄越せ」と絡まれてバトルが開始する。どら焼きのために戦うとかドラえもんかよ。
その際、不良を吹き飛ばして思った。
めちゃくちゃ楽しい。
楽しい、と言うよりも、普段絶対に自分じゃできないことを疑似体験しているような感覚。思った以上に簡単に壊れる飲食店の椅子にテーブル。大通りに面しているため、本来であれば割れにくいはずのガラスが割れやすいのが非現実的で面白すぎた。
他にもダッシュした状態で道端に置かれている自転車や看板やバイクにぶつかると簡単に倒れたり壊れたりする。通常時であれば、コンビニの雑誌コーナーと傘コーナーも壊せる。壊せないが、走行途中の車に飛び乗って渋滞を引き起こすこともできる。
話を聞くためにヤクザの事務所に行った時も、組員から睨みつけられている中を走り回って、事務所内のデスクや観葉植物やソファを破壊して回る。組の事務所を荒らされているのに、微動だにしない組員。大変愉快な光景だ。
ただ、同じことをラーメン屋やファストフード店でやると客が「死ぬ〜!!!!」と言いながら逃げる。少なくともカタギの方がまともな感性をしている。
バトル中であれば、普段壊さないコンビニ店内も壊せる。これもまた愉快だ。特に、コンビニ内で暴れ回り、陳列棚を破壊しつくしてバトルを終えた後、仲の良いコンビニ店員に話しかけると「次は壊さないでくださいよ〜」で終わる。客観的にみると、コンビニに車が突っ込んだ時よりも酷い有り様なのに、それだけで済むのも非現実的すぎて逆に笑えてきてしまう。
 

〈キャラクター〉

これもまた凄く面白かった。何が面白いかと言うと、〈そもそものあらすじ〉で書いたように、実在する芸能人をモデルにデザインされたキャラクターの個性の強さ。この役者さんはこういう役をやりそうだな〜というものから、こういう役も似合うな〜というものまである。(黒岩役の谷原章介さんは王様のブランチのMCの爽やかなイメージが強かったので、今回の役柄は新鮮に感じた)
木村拓哉は本当にドラマや映画での木村拓哉まんまだった。
今回のブログでは、特に気になったキャラクターについて書いていく。
 
・海藤さん
八神の相棒的存在。元ヤクザで松金組を破門にされた身。最初は事務所で留守番をしているときに強盗に押入られ、金庫にあった1億を盗まれる失態を犯して破門となった。面倒見がよくて少し単純な面があるが、極道の世界で生きていたからか、義理人情に厚い。記憶が定かでないが、サブストーリーでヤクザに連れ去らわれそうな子供を助け、その子供とキャッチボールをしたり、子供にせがまれて戦隊ヒーローの真似をしたりと、とてもいい人である。終盤では八神や後述する杉浦文也を先に行かせ、こちらも後述する東と共に敵と戦うためにその場に残る一見すると死亡フラグだが、絶対に海藤さんは死なないという圧倒的な信頼感を見せつけた。
 
通称「カシラ」 松金組の若頭で稼ぎ頭。金を稼いでくるあまり、組長の松金さんですら気安く文句も言えない影響力を持つ。海藤さん破門事件の時に八神とちょっとあって、それ以来折り合いが悪い。
神室町で起こった目玉が抉り出されたヤクザの死体が遺棄される通称モグラ事件の犯人として逮捕されてしまい、羽村のアリバイの裏付けで八神も関わることとなる、このオッサンのせいで私は何度も死にかけたし、一度死んだ。(EASYを選んだのでリトライができたので問題ない)
諸悪の根源はコイツだと思い、憎しみを募らせてきたが、最後の最後に極道の人間らしく義理を果たしたことで、そこまで憎めなくなってしまった。
 
・東徹
「あずま てつ」ではなく「ひがし とおる
私はよく「あずま」と呼んでしまう。海藤さんの元舎弟で、海藤さんが松金組に在籍していた頃は根性無しだったのに、久しぶりに再会した海藤さん曰く「悪い顔になった」(もしかしたら「怖い顔」だったかも)らしい。
とにかくいい奴。一目見た瞬間にコイツは味方になってくれるなと分かるくらいにいい奴。けれど、いい奴すぎて不憫すぎる。資金集めのために任されているゲームセンター「シャルル」を八神たちの秘密のアジトのような扱いにされている。ちなみにこのとき、八神は羽村のカシラに命を狙われているため、これが松金組の連中にバレたら東は間違いなく良くて半殺しである。
 
・杉浦文也くん
これだけは言わせてくれ。好きだ。
ジャッジアイズというゲームの中では、かなり珍しいジャ〇ーズ顔のイケメン。 中〇健人くんと薄くした生〇斗真を掛け合わせたような、顔を薄くした櫻〇翔のような感じの若者。出会いは本当に突然で、八神が電話をかけようとしたら、警察から逃げていた杉浦くんに携帯をパクられ、なぜか八神まで窃盗団の仲間だと勘違いされて共に警察に追われるところから始まる。その時は敵か味方か分からない謎の人物に近かったが、ビルから落ちかけた八神を助けるくらいの人間なので、そこまでヤバい奴ではない。元は義賊的な窃盗団の中心人物でジェスターと呼ばれていたが、方向性の違いで窃盗団を抜けるなど、彼もけっこう色々あった。
↑これが杉浦文也くんと道端の猫ちゃん
 
八神と海藤さんを助けた時の行動力や度胸、モグラ事件の真相についてみんなで話し合っている時の客観的に物事を見ようとする姿勢、自分自身が感情的にならないようにする自制心。今時の若者にしては本当にしっかりした子だ。ちなみに運転もできる。好きだ。
モグラ事件に関係している施設に杉浦くんが八神と同行した際も、本当にいい仕事をしてくれた。好きだ。
そして、ある程度ストーリーが進んだところで、私の中で1つの仮説が頭をよぎった。
「これ、杉浦くんが一番死ぬやつじゃねえか?」
オタクが恐れるものの1つとして、推しの死が挙げられる。
特に、ジャッジアイズのような殺伐としたコンテンツでは、人の死は日常茶飯事だ。事実、ジャッジアイズ終盤では少し仲良くしていた奴らが死んだ。となれば、ここで主要な味方キャラも死ぬのもストーリーとしておかしくはないと、歴代の推しがほぼ死んでいるオタクは考えてしまう。だから、杉浦文也という新たな推しも死んでしまうのではないかというマイナス思考に陥っていた。
それからすぐのことだ。とある事件の証拠があるとされる雑居ビルに杉浦くんと乗り込み、杉浦くんと共に行動することが嬉しいと思うと同時に、死なないでくれと強く願った。結果として、この場では彼は死ななかったが、途中でホラー映画のように杉浦くんは連れ去らわれ、八神が駆け付けたら敵に捕縛された上、首つりのような形にされてしまい、かなり焦った。しかも、時間制限つきのバトル開始である。これ失敗したら杉浦くんが死ぬじゃんと思って3分以内に敵を倒して救い出した。(失敗した時にどうなるのかは分かりません)肝が冷えるとはこのことだと思いながらも、彼が生きながらえたことに感謝し、目的地へ到着した。そこには、偶然にもモグラ事件に関与している人物がおり、またそこで明らかになったことがある。
これはかなりのネタバレなのですが、杉浦文也は大久保に殺されたとされる寺澤絵美の弟。つまり、本名は寺澤文也だったのだ。この事実を知った時、本当に驚いたと同時に今までの彼の行動や言動の理由にも納得ができてしまった。八神達に話していた嘘が矛盾していたとか、動機として弱いわけではなかった。寺澤絵美の弟。これだけで、嘘の理由を軽く飛び越えてしまえるほどの説得力ができたのも事実だ。姉を殺した男を弁護した男のそばにいて何を思ったのか、憎く思うべき相手が違うと気づいて何を思ったのか。考えただけで泣けてきてしまう。窃盗団でつけていた仮面を着用し、自身の生い立ちや、殺された姉の話をしながら涙を流していたのを見て、本気で泣いてしまった。
 ただ、正直な話としてこういう身の上話をしたキャラクターはよく死ぬ確率が高い。いわゆる死亡フラグである。
例え、上記の雑居ビルで生き残ったからといって、今後生き残れるか分からない。最終決戦と呼べる施設にも共に乗り込み、共に戦ってくれた。ありがとう。杉浦くん。私の平成最後の推しとして、君は本当に素敵な青年だ。好きだ。
 
他にも、八神が弁護士時代、所属していた源田法律事務所のキャラや、今回関わったヤクザ(特に田代くん)などがいる。ただ、本当に死ぬときは死ぬので、推しが決めると同時に覚悟を決めた方がいい。
 
 

〈総括〉

メインストーリーも丁寧に書かれていたし、サブストーリーも充実していてやっていて途中で飽きることもなくクリアすることができた。ただ、キャラクターの情報が少なすぎるなと思ったが、細かいところまで紹介するのは話の流れ的に不自然になりそうなので、これくらいでちょうどいいのかもしれない。
メインストーリーとは関係のないミニゲームの要素も充実していて楽しかった。ドローンレースは沼だと思っていたため、まだ手は出していないが、ゲームセンターの格闘ゲームはハマりすぎて一時期は羽村のアリバイの裏付けそっちのけでゲームに没頭していた。
フレンドシステムもなかなか面白かった。神室町にいる人間と交友関係を築き、仲良くなるとアイテムがもらえるが、正直アイテムを貰いたいからと言うよりも少しずつ距離を縮めていく作業が楽しくてフレンドになれるよう走り回っていた。コンビニ店員と仲良くなり、そのコンビニ付近でバトルをすると時々店員がバトルに手を貸してくれることを知らなかったため、突然の過激なダチョウ倶楽部に驚き、とてもウケた。また、ジャッジアイズのゲストキャラとして、いきなりステーキの社長が出てきたときは微笑ましくて思わず笑みがこぼれたくらいだ。
1週目はメインストーリーを早く観たくてサブストーリーをあまりやって来なかったから分からなかったが、何か恋人も作れるらしい。しかも、二股しても大丈夫らしいから2週目はきちんと二股しようと思う。
 さて、ここまで長々と書き連ね、最終的に何が言いたいかと言うと、ジャッジアイズ、めっちゃ面白かった。続編が出たら絶対に買うくらいに面白かった。久しぶりにこんなハラハラドキドキするゲームと出会った。今はまだ2週目のチュートリアルを終えたところ。早く杉浦くんに会いたい。
 
 
 
 
 
〈H30.12.28 追記〉
キムタクにビームを撃たせるにはドーピングをさせると良いとフォロワーから教えてもらいました。
 
〈2019.1.3 追記〉
帰省を終え、早速ジャッジアイズの課金アイテムを購入した。目的はもちろんビームを撃つ仙薬である。(仙薬はストーリーの途中で作れるようになるが、メインストーリーのクリアを最優先にしていたため、課金以外でビームを撃つ仙薬が作れるかは不明)
パックとなっていた課金仙薬の他に、源田法律事務所で働く女性弁護士のさおりさんのお着替えセットも購入してしまったり、財布の紐が緩みまくりだったが後悔はない。なぜなら、私の目的は木村拓哉にビームを撃たせること。それをついに叶える時が来た。上記では記載をしなかったが、アイテム使用のショートカットキーを設定することができる。まずビームを撃つ仙薬と、地面から衝撃波を放つ仙薬をセットする。木村拓哉にビームを撃たせる課金仙薬は使用回数に制限はないため、無くなることはない。(ただ、購入時の注意書きに、所持品に空きがない状態で荷物を受け取るを選択してしまうと、課金アイテムが受け取れず消えてしまうらしいので、きちんと所持品の空き状況を確認してから受け取ると良い)
ちなみに、ビームはダウンした敵にも有効で、フォークボールのように曲がる。実際に書いていると、本当に意味の分からない光景だが、とても満足している。ただ、ほんの少しの不満があるとすれば、木村拓哉にビームを撃たせる課金仙薬は効果に制限時間がある。これは仕方ないと思う。そうでもしないと、ただでさえ最強の木村拓哉が神のような存在になってしまうからだ。だが、それを差し引いても再度課金仙薬を使うまでのインターバルが長い。確か、3分くらい。3分あればカップラーメンができてしまう長さだ。せめてインターバルは1分30秒くらいに収めてほしい。単なるワガママだが、もっと木村拓哉にビームを撃たせたい。バトルを楽に進められるとか関係なく、ビームをたくさん撃ちたい。願うのはただそれだけだ。
また、課金アイテムはドローンの装飾や、恋人になる女性の衣装、さおりさんの衣装、事務所に置ける置物、猫ちゃん等がある。バトルに関係する課金アイテムはそこまで数が多くないため、課金仙薬については買って損はないと私は言えるが、その辺りの判断は自分で決めるべき選択だ。それにしても木村拓哉がビームを撃たせるだけでこれだけ楽しいとは思わなかった。かめはめ波を撃つ時ってこんな感じなのかなと、年甲斐もなくワクワクした。ありがとうジャッジアイズ。感謝の気持ちを込めて、猫ちゃん全種類買った。にゃーん。
 
 〈2019.3.13 追記〉
 ピエ○ル瀧が逮捕された。上述している羽村がピエ○ル瀧をモデルに作られ、声もピエ○ル瀧が演じているとあって、SEGAの対応は迅速だった。ピエ○ル瀧の逮捕により、ジャッジアイズの販売が自粛。それは当然だと思う。今回の対応が真っ当なものだとしても、販売が自粛されることにより、ジャッジアイズの続編や、熱望している私の推しである杉浦くんのお着替えDLコンテンツの可能性がほぼ無くなってしまった。出演者の逮捕によって、舞台の中止や円盤の発売中止は慣れているとはいえ、とても悲しい。何よりも、歴代の推しが作中で死にまくっている私にとって、杉浦くんは生き残った数少ない推しだった。にも関わらず、まさかこのような形で、推しの未来が潰されてしまうとは思ってもみなかった。マジで何やってんだピエ○ル瀧。